Topページ > コラム > 各ソーシャルレンディングの代表者について調べてみる
2017年2月26日

ソーシャルレンディングはファンドの内容のリスクだけでなく、事業者自体の信用リスクが重要だということは何度も記事にしております。

ソーシャルレンディングのリスクとは
ソーシャルレンディングは銀行預金、社債投資と比べても利回りは高く投資の検討をしている方も多いと思うのですが、利回りが高い分もちろんリスクも低くはありません。...

ですので自分の大事な資金を預けるソーシャルレンディング事業者の代表者がどういった人物でどういった経歴の持ち主かを知っておく事はお金を預ける上で大事だと思いますので、代表者の学歴、職歴、就任経緯などを簡単に調べてまとめてみました。

アメリカンファンディング

代表取締役 角内 創

学歴 早稲田大学理工学部卒業・千葉大学大学院自然科学研究科修了

2003年にロサンゼルスの不動産会社で働き始め、3年後Across Pacific Investment, Inc.を設立し、日本在住の日本人向けに不動産投資サポート事業を展開しました。その後、リーマンショックで自体が一変したのを機にプライベートレンダー事業やソーシャルレンディング事業を始めました。2016年maneoの瀧本憲治社長のアプローチを受け、アメリカの不動産投資案件に特化したソーシャルレンディングサービスを行うアメリカンファンディングを設立。

クラウドバンク

代表取締役 橋村 純

学歴 防衛大学校卒業

みずほグループのインダストリアルディシジョンズというエネルギー業界に特化したコンサルティング会社に就職した後、同じグループのIDIインフラストラクチャーズというファンド運営会社に転籍し、タイのバンコクでインフラファンド運営に携わりました。その後、アーンスト・アンド・ヤンググループのEYトランザクションアドバイザリーという、投資関係のアドバイスを手掛ける会社に移り、インフラストラクチャーアドバイザリーという部署の立ち上げに携わりました。そして、日本クラウド証券の株主からの誘いがあり、代替エネルギーや中小企業などを対象にソーシャルレンディングを行うクラウドバンクに入社。日本クラウド証券が行政処分を受けたタイミングでもあったため、立て直しのために運用商品のオペレーションフローやルールの整備等に携わりました。そして、全般的なオペレーションの改善についても中心となり、2016年に前社長が行政処分により引責辞任したのを機にクラウドバンクの代表取締役に就任。

クラウドクレジット

代表取締役 杉山 智行

学歴 東京大学法学部卒

大和証券SMBCに入社し、日本国債の投資業務に従事した後、ロイズTSB銀行に移りました。ポートフォリオ運用子会社の運用責任者として、日本国債及び海外社債の運用を行いました。さらに、銀行の資金部で、支店経営陣に対してリテール預金の獲得など、日本での事業機会を助言していました。そうした経験の中で、日本では預金残高が多いのに借り手がいない、一方イギリスでは借りたい人が多いのに預金残高が少ないため投資できない。このギャップを埋め資金があるところとないところをつなげたいという思いから、2013年にクラウドクレジット株式会社を設立。

クラウドリース

代表取締役 武谷 勝法

学歴 創価大学経済学部卒業

2000年に桜ダイニング株式会社(現株式会社ダーウィン)を設立し外食ベンチャーとして、レストランビジネスを開始し、3年で12店舗の経営を手掛けました。その後会社員時代のノウハウを生かし、飲食ベンチャー、店舗サポート事業を開始し、燃焼60億円にまで事業規模を拡大します。サービス業に対しリースなどファイナンスのサポートも行っていて、maneo社に対してアドバイスすることもあり、また、ダーウィンがmaneo社の案件として7億円調達したこともありました。こうして関係性を築き上げてきた中、リース事業の更なるサービス拡大のため、2015年にmaneo社とタイアップし、店舗ビジネスを中心としたソーシャルレンディングを行うクラウドリースを自ら設立、同社の代表取締役に就任。

ガイアファンディング

代表取締役 ケルビン チウ

学歴 国立台湾大学卒業・ニューヨーク大学大学院卒業

代表取締役 倉石 灯

学歴 防衛大学校管理学部卒業・米国ダラス大学経営大学院卒業

ケルビン氏は、ゴールドマンサックス、JPモルガンチェース、シティグループなどで、IT、経営戦略、コンサルタントとしての経験を経て、SBI japannnext社の執行役員を務めました。個人としても世界中の不動産、株式、コモディティに投資をしてきました。真鍋氏は、米国三井不動産販売株式会社に入社し、アメリカの商業不動産の小口化案件に関する業務に携わりました。同社を退社後、日米で複数の企業・団体の役員を務めながら米国を拠点にGAIA Asset Management Inc.の代表として事業を行っています。2人は、業界フォーラムの中で知り合い、アメリカで不動産開発ファンドを立ち上げました。maneoが日本でやっている業務の内容が近いと考え、maneoとの提携を持ち掛け、2015年に2人で海外不動産に投資するガイアファンディングを設立。

グリーンインフラレンディング

代表取締役 中久保 正己

中久保氏は、兵庫県の職員として教育委員会の業務に携わっていた時に、震災に遭いました。学校が避難所となったため運営をしていたところ、電気が来ないために施設・設備が使えないという事態を経験し、防災やエネルギーなどの問題に強く関心を抱きました。31歳の時に公務員を退職し、独立して株式会社JCサービスを設立し、電気・熱・水などの総合省電源事業を手掛け、省エネルギーに関するトータルサービスを始めました。その事業に関して、用地取得や開発のためmaneoを通じて資金調達を行っていましたが、法改正などに対応し追加費用の調達を用意するため、2016年に代替エネルギー・省エネルギーに特化したグリーンインフラレンディングを設立。

LCレンディング

代表取締役 山中 健司

学歴 早稲田大学政治経済学部卒業

住友信託銀行に入社後、プロミス株式会社(現SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)、UBI株式会社、UBI finance株式会社など転職・転籍を重ねながら金融、不動産開発・仲介・管理業務、M&Aアドバイザリー業務など金融・不動産業務全般に携わりました。投資会社UBI株式会社の取締役に就任しました。2014年に不動産投資・事業投資を行っているLCパートナーズ(現在はJASDAQ上場LCホールディングスの子会社)が新たな資金の調達先としてLCレンディングを立ち上げ、代表取締役に就任。

ラッキーバンク

代表取締役 田中 翔平

船井財産コンサルタンツ(現:青山財産ネットワークス)に入社し、資産コンサルタントとして資産コンサルティング業務、相続税対策に従事しました。その後不動産事業会社に転職し、不動産業務の経験を重ねていきました。そうしていく中で資産価値が失われにくいという不動産の特徴を活用し、安全で質の高い案件を提供したいとの考えから、不動産案件に特化したソーシャルレンディングを扱うラッキーバンク・インベストメントを設立し、副社長に就任しました。その後、前社長が健康上の都合で退任したことを機に、2015年に代表取締役社長に就任。

マネオ

代表取締役 瀧本 憲治

学歴 慶應義塾大学商学部卒

大手コンビニエンスストアに入社した後、すぐに退職し父が経営していた会社に転職しました。事業承継に失敗したため退職し、中小企業診断士の資格を取ってコンサルティング業で独立しましたがうまくいきませんでした。その後輸入建材会社や警備会社の役員になり、事業承継を中小企業向けファンド運営会社UBI株式会社に入社しました。UBIで不動産投資をはじめとする投資のノウハウを蓄積した後、UBIfinance株式会社を設立し、企業への融資業務を本格化しました。その後maneo社を買収し、個人向け融資で貸し倒れが多かったビジネスモデルを法人融資中心にモデルチェンジし、2013年にmaneo社・maneoマーケット社の代表取締役に就任。

みんなのクレジット

代表取締役 白石 伸生

学歴 早稲田大学政治経済学部卒業

大学在学中にブライダルジュエリー・ウェディングプロデュース事業を取り扱う株式会社シーマを起業しました。その後売却とともに代表を辞任し、ブライダルリング専門店のプリモ・ジャパン株式会社や、ペット保険のアイペット損害保険株式会社などを設立し新規事業を始めました。様々な事業を立ち上げてきた中で、日本の金融機関がベンチャー企業に対するリスクマネーの供給者となり切れていない状況に鑑み、また担保価値を不動産以外の資産を担保としたローンの必要性を感じ、中小企業の活性化を図るため、2015年にみんなのクレジットを設立し代表取締役に就任。

オーナーズブック

代表取締役 岩野 達志

学歴 東京大学農学部卒

一般財団法人日本不動産研究所でキャリアをスタートし、不動産鑑定業務の経験を積みました。その後ゴールドマンサックス・リアルティ・ジャパンでファンドの不動産取得部門やアセットマネジメント部門の業務に携わりました。さらにロックジャパングループに移り日本の不動産投資業務をリードし、2012年に独立しました。不動産投資・管理会社ロードスターキャピタル株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。不動産サービスの一環としてソーシャルレンディングによる資金調達を開始するため、オーナーズブック事業を展開をスタート。

さくらソーシャルレンディング

代表取締役 岩田 直樹

学歴 立教大学大学院 博士課程前期課程(MBA)修士

地元大分にある実家の会社を継承して間もなく、両親が病気を患い、兄と2人で中小企業の資金に関すること全般を担当。社会人経験が全くなかったため、承継した事業を存続させるための経営実務は全て現場から学んだそうです。この地方中小企業での経験をもとに、地方中小企業の事業者をサポートしたいという思いから、地方創生につながる資金の融通の仕組みを考え、2016年に地方創生型のソーシャルレンディング事業さくらソーシャルレンディングを設立。他にも株式会社ドローンラボの代表を務め、ドローンビジネスを行っています。

SBIソーシャルレンディング

代表取締役 織田 貴行

野村證券に入社したのち、1998年にソフトバンク株式会社に入社しました。大澤証券(現SBI証券)の取締役、イー・トレード証券株式会社の取締役を歴任し、2003年にSBIフューチャーズ株式会社の社長に就任しました。その後、2009年のSBIソーシャルレンディング創業とともに代表取締役に就任。

スマートレンド

代表取締役 柳澤 修

学歴 米国ノースウェスタン大学卒業

ニューヨークで幅広い業界の会計監査業務に従事し、GEの内部コンサルティング。監査部門で会計監査、プロセス改善業務、コンプライアンス監査、新規事業サポート等の業務に携わりました。その後、金融事事業会社で経営企画、記入案件組成など多岐にわたる業務を経験した後、インテルの役員となりました。そして、2013年に独立し経営コンサルティング、M&A仲介などの事業を行う株式会社オデッセイ・デザインを設立。経営コンサルティングとITの融合サービスの一環として、2015年に中小企業に投資するSmartLend株式会社を設立し代表取締役に就任。

トラストレンディング

代表取締役 松本 卓也

IT系のエンジニアとしてフリーで金融機関向けのシステムを作成するなかで2005年に株式会社トラストファイナンスを設立。2006年に買い資金業法の改正により、過払い金請求への対策として新たなシステムを作る中で金融業界に人と交流ができ、そんな中で信販会社・銀行などから収納代行や口座引き落としなどの業務を受託。さらに自身でも債券の売買などを手掛けるようになり、Fintechに参入し市場から資金を集めて融資をしたいと考え、トラストレンディングの事業を開始。

まとめ

それぞれの企業にて代表の方の経歴、企業経緯などがありますが様々です。投資するソーシャルレンディング会社の代表者の簡単な経歴を知っておくことは、少なからず安心材料になるのではないでしょうか?

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